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AMEXゴールドカードって年収いくらあれば作れるの?

ステータスの高さで有名なアメリカン・エクスプレス・ゴールド・カード。やっぱりその審査は厳しいのでしょうか?年収はいくらくらいあれば入会できるのでしょうか?ここではアメックス・ゴールドカードの申込基準について探っていきます。

アメックス・ゴールドカードは年収いくらあれば作れるの?

アメックス・ゴールドカードの申込基準は、「25歳以上で日本国内に定住所、定職、定収入があり、他のクレジットカードやローン等の延滞がないこと」とあり、年収の指定は公表されていません。一般的には「勤続5年以上、年収400〜500万円程度」と言われています。

意外なことですが、この条件は国内銀行系ゴールドカードよりも少しハードルが低いくらいの水準です。あのステータスの高いアメックス・ゴールドカードなら年収の審査基準も厳しいのでは?と思ってしまいがちですが、年収だけを取るとそれほど高いハードルがあるわけではありません

クレジットカードの審査基準は発行会社や種類によって異なり、その線引きのあり方は明らかになっていません。実際の審査では年収だけでなく、年齢、勤務先、勤務形態(正社員)、勤続年数、家族構成、ローン残高、保有住居の有無など、さまざまな要素を総合的にチェックして決めます。

逆に言うと、審査基準よりも少し年収が足りなくても、他の要素で信用を得られれば審査が通ることもあります。

年収とカードのステータスの関係

年収とゴールドカードのステータスの関係は、審査基準という視点で見るなら、若干の比例はするものの、あまり強い関係はありません。

例えば、ステータスの高さで群を抜くアメックス・ゴールドカードやダイナーズクラブカード、シティ ゴールドカードは、申込基準の年収に指定がないか、あっても400万〜500万程度で、中程度のステータスのゴールドカードとあまり変わりありません。

ゴールドカードのステータスの高さは、必ずしも年収の高さを証明するものではないようです。

しかし、ステータスの高いゴールドカードの入会には、安定継続収入があることが求められます。去年は年収1000万もらったけど来年の仕事はゼロ、という人にはゴールドカードを作ることは難しいのです。

また、何万円もする年会費を毎年払わなければなりません。ゴールドカードは、年収の「金額」ではなく「安定性」を証明するものと考えて差し支えないでしょう。

特に海外におけるゴールドカードの信頼性というのは絶大で、空港や高級ホテルなど、金銭的な信用が求められる場面では、ゴールドカードは必須アイテムになります。

また、自営業の人は大企業の正社員や公務員に比べてかなり長い年数実績をあげていないと審査が通りにくい傾向があり、逆に言うと、自営業の人がステータスの高いゴールドカードを持っていると、ビジネス上非常に強いアピールポイントになります。

応募条件(年収)のハードルが低いゴールドカードは?

申込基準や審査基準が一般カードより厳しいからこそ一目置かれるゴールドカードですが、近年は年齢や年収などの基準を緩和して入会しやすいゴールドカードも増えています。

そういったカードは、空港ラウンジサービスなどの提供されるサービスレベルを下げる一方で、年会費も低く抑えられていることで、ほどよくお得感を得られる仕組みになっています。

ヤングゴールドカード

ヤングゴールドカードは、審査基準が厳しい銀行系カード会社が、将来のゴールドカード会員を増やす目的で発行されるようになり広まりました。「三井住友VISAヤングゴールドカード20s」や「シティ エリート」などがその例です。

審査基準はスタンダードなカードよりも少し高いだけです。20代でヤングカードを所有して、30歳になった時にほぼ無審査でゴールドカードに更新され、貯めたポイントなどもそのまま移行します。

若いうちからゴールドカードホルダーになりたい、年会費をおさえたい、将来ゴールドカードを持ちたい、と考えている人に向いています。

格安ゴールドカード

年会費わずか2000円という格安ゴールドカードも存在します。審査基準は一般のカードとほとんど変わらず、空港ラウンジや付帯保険、付帯サービスをなくして、貯めやすいポイントプログラムなどをつけたゴールドカードです。

2008年に三菱UFJニコスが発行した「MUFGカードゴールド」を皮切りに、現在様々な格安ゴールドカードが発行され、中には年会費無料のものまであります。

主要ゴールドカード申込基準比較

「30歳以上、年収500万円以上、勤続5年以上」が一般的だと言われるゴールドカードの申込基準ですが、実際には各カード会社や種類によってまちまちで、はっきり明示されていない場合もあります。

以下はアメックス・ゴールドカードのその他主要ゴールドカードの申込基準の一覧です。年収は明示されているものとそうでないものがあります。また、この基準はあくまで原則・目安であり、実際の審査では基準を下回る年齢でも入会できるケースがあります。

カード名 基準年収
(予想)
年齢 勤続年数などの要件 年会費
アメックス
ゴールド・カード
指定なし
(予想:400万
〜500万)
25歳以上 日本国内に定住所、定職、定収入があり、他のクレジットカードやローン等の延滞がないこと 27,300円
ダイナースクラブ
カード
指定なし 原則
33才以上
勤続10年以上の役職者または自営10年以上、自家保有 15,750円
シティ
ゴールドカード
年収400万円
以上
25歳以上 指定なし 12600円
三井住友
VISAカード
指定なし
(予想500万円以上)
原則
30歳以上
勤続5〜8年以上、安定継続収入 10,500円
UFJ
ゴールドカード
年収500万円
以上
30歳以上 勤続年数または営業年数(自営の場合)8年以上 10,500円
JCB
ゴールドカード
指定なし 原則
20歳以上
本人に安定継続収入 10,500円
NTTグループ
カードゴールド
指定なし 満18歳以上
(学生を除く)
本人または配偶者に安定した継続収入 5,250円
三井住友VISA
ゴールドカード
20's
指定なし 満20歳以上
30歳未満
本人に安定継続収入 3,150円
シティ エリート 年収200万円
以上
22歳以上 指定なし 3,150円
MUFG
カードゴールド
年収200万円
以上
原則
18歳以上
本人または配偶者に安定した収入(学生を除く) 2,000円
イオンカード
ゴールドカード
指定なし 原則
20歳以上
(高校生不可)
電話連絡可能 無料